悪魔、呪い、殺人事件、革命、サンバのリズムにのってミック・ジャガーが唄う

ローリング・ストーンズのベスト・アルバムでもあり、ストーンズの転機となる作品でもあり、悲劇的な事件と関わることになった問題作でもある。
「ベガーズ・バンケット」を知っているかな?
この作品はキース・リチャードの色合いが濃く、「悪魔を憐れむ歌」がアルバムの核であり、ストーンズの傑作とも言われる。

・・・小説「巨匠とアルガリータ」を読んだ当時のミック・ジャガーの恋人、マリアンヌ・フェイスフルがミックにこの本も薦め、そこから着想を得ている。
小説に登場する悪魔ヴヵランドが、総督ピラトガイかキリストを審問する様を、実際見たかのように語る部分も歌詞に含まれている。
この年にケネディ大統領が暗殺され、ミックはベトナム戦争反対デモにも参加。5月にはフランス革命が起こっている。

詞の内容は実にフランス風。

ブライアン・ジョーンズがこのアルバム完成後にプールで謎の死を遂げる。

キース・リチャードがビル・ワイマンのベースにダメ出しをして、自らがベースを弾いている。

サンバのリズムが効果的に不気味さを出している。

参加ミュージシャンのニッキー・ホプキンスがピアノを。
ビル・ワイマンがマラカスを担当。
当初このアルバムのジャケットは汚れたトイレの壁の落書きの写真をメンバーは望む。
落書きには、「ジョンはヨーコを愛している」「リンドンは毛沢東を愛している」が書かれている。
デッカ・レコードは「NO」を出すが、メンバーはデッカと戦う姿勢で「YES」を出さず、発表が伸び伸びになる。
1969年12月6日。オルタモントのスピードウェイでのライブコンサートで、観客のメレディス・ハンターが当日、会場警備を担当していたㇸルズ・エンジェルスのメンバーに殺害される事件が起こる。この事件の起こった時に、「悪魔も憐れむ歌」をストーンズが演っていたという話が噂になったが、これは真相ではない。

ジャケ写の写真は1984年以降の製造からメン
バーの希望通りのモノとなる。
キリストの処刑から始まり、ロシア革命、第2次世界大戦、ヨーロッパの宗教戦争、ケネディ、ロバート・ケネディも暗殺され「Kennedy」が「Kennedys」となる。
このアルバムのプロデュースはスペンサー・ディヴィス・グループを手がけたジミー・ミラー。
1975年から「悪魔を憐れむ歌」をライブで復活させ、1989年以降はライブでの定番となる。

アルバム中に「ストリート・ファイティング・マン」が収められているので、”呪い”は帳消しされている、とさえ言われたほど世間が騒いだ。

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