妖怪、怪獣、オバケが日本に多いのは宗教 が優しすぎるから必然的に創られたのでは。で、カッパは口に入っている⁈

若松区の高塔山の展望台近くに「河童封じ地蔵」がある。

若松生まれの作家、火野葦平のカッパの小説「石と釘」で知られている。
 
夏になったので河童にちなんだ話を。
 
河童は日本の伝承的怪物でカワウソ、スッポンなどの怪異的文化に、水泳の童子も絡めて特異な空想的な粉飾を施して考えられた童形の民話的怪物。

江戸時代の「水虎十二品之図」などに河童の図録が見られる。
全身に毛が生えた河童には甲(こうら)がなく、甲がある河童には毛がない。
年齢は12歳あたりで、身体の色は青黄色。
全身に粘りがあって匂いが臭い。
髪は童(わらべ)のように”うちかぶり”。
頭の上にくぼんだ皿があって、常にその中に水を貯めておく。

その水があると陸に上がっても怪力であると。

手足には水カキがあるし、手足の節々が自由に曲がるので、人間の中に入ってもその臭さと独特の癖ですぐにバレる。
 
河童の呼び名は地方によって違う。関東でカッパ。
関西でカワッパ。九州ではカワタロウやガリッパなどと呼ぶ。全国では呼び名は300以上あるといわれる。
 
河童はイタズラ好きで、子供の肛門そばにあると想像されている屁子玉(しりこだま※架空の臓器であり、河童の好物といわれる)を取って食べると。

子供が川辺に近づかないように戒めたあたりが、やはり選作伝承的怪物である。
また水神の変形、変質したものでも言われとしてある。
 
九州地方には平家の落人が流れ着いたことから、河童と平家の落人を結びつけた民話もある。

平家の男は川に入水して平家ガニとなり、女性は河童になったという話も造作されている。(が、平家ガニを食べたことのない僕は、九州でずっと生活しているのだが・・・)

「屁のカッパ」の言葉を子供の頃、使うことがあったが、全く意味や言われは知らなかった。

これは河童が屁子玉を取ろうとした矢先にオナラをすると、河童が逃げる、ということから生まれた言葉だと。
 
寿司の定番のカッパ巻きとは?
発祥の地は東京は高田の馬場の寿司屋とか。キュウリの細巻きを寿しと指す。
のり巻きをといえば、「かんぴょう巻き」、「鉄火巻き」、「奈良漬巻き」が一般的であっただ、戦後の食料難の時代に、河童巻きが生まれたらしい。

その当時の寿司屋は「米を持って来てくれれば寿司として加工します」という宣伝をしていたとか。
そこで安いキュウリを使ってのり巻きにしたのが始まりであると。その寿司屋が高田の馬場にあったそうだ。
 
が、岩手県の遠野ではキュウリの名産であるから、こちらでは河童が暑い夏にキュウリを体に巻きつけて暑さしのぎにしたという話も残っており、これがカッパ巻きの元祖との説がある。
 
西遊記に登場する沙悟浄(さごじょう)を河童と勘違いしている人が多いようだが、”水の妖怪”としてが同じだが、全く別モノ。(中国には河童伝説は無いといわれる)
 
カッパついでに鉄火巻きを。
賭博場ではバクチ打ちが片手で食べやすい物をということから海苔の巻物が好まれたらしい。

賭博場を”鉄火場”とも呼ぶ。またマグロが身をくずして巻かれているので、バクチにひっかけて、”身をくずす”と引っ掛けたという説もある。
鉄火巻きとカッパ巻きの好き嫌いは別にして、カッパ巻きの方が価格は安い。ゴマをふっていると香りが良く、口なおしに好まれる。
 
キュウリは子供の時、「”やけど”の時に肌につけられた。それからキュウリが食べられなくなった」という人がたまにいる。まるで岩手県の遠野のように、キュウリは暑い(熱い)時に使われたのだ、九州でも。

参考までに
キュウリの切り口を見ると河童の顔に似ているそうだ。

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