ものまねをお笑いとしない風潮は、日本のエンタメの源流が大道芸にあるからだろう
1960年代の日本の芸能界はアメリカのエルビス・プレスリーを真似したような歌手が何人か、恥ずかしげもなくプレスリーの真似をして唄っていた。
ささきいさお、ほりまさゆきの2名が代表格か。
リーゼントに革ジャン、Gパンまではそっくり。歌はプレスリーにかなうわけない。
プレスリーの物真似をするお笑いコメディアンが、やはりアメリカにもいたが、2枚目気取りでは通用しないからコメディアンに徹していた。今のコロッケみたいなお笑い芸人が、あの当時にアメリカにいたのだ。
佐々木功はやがてアニメソングの一流歌手となるから、運が強い。
ほりまさゆきは、今さら引けないとばかりに、プレスリーに命を預けた。
CDも出している。
矢沢ファンが矢沢命で生きていくレベルのことを、ほりまさゆきは、プレスリーでやっている。
何事も続くといいのかもしれないが。
ビートルズがデビューして日本で、ジャパン・ビートルズ、東京ビートルズらがいた。
唄っていた。芸能界に入りたい人がいくらでもいたんだろう。ソクヤルヨ、と恥ずかしくなった。僕の方がだ。
この時代の商魂は今の中国的だ。
中国をバカにできないことを、日本の芸能界は過去からもやって来ている。今も尚だが。
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